責任感とやる気が感じられ、緊張感が漂う 素晴らしい任命式(返事と態度)でした。
(その後、生徒に語った内容です。)
私にとって松岡中学校は平成元年に新採用され赴任し7年。教員として育ててもらった大切な場所です。
だからよく覚えています。
2年目に、生徒会を担当し、まず生徒に「生徒会で何がしたい?」と聞きました。
「丸刈りを長髪にしてほしい」という要望があがりました。
まずは、学級で話し合い学級の意見を集約し、中央委員会で具体的提案にし、生徒総会で確認し、
校長へ意見書を提出し、了解を得るのが流れです。
Q1.学級で聞いたところ「賛成はどのくらいだったと思いますか?」
賛成は40%ぐらいだったと思います。??? これでは通らない。
賛成派は、頑張りました。
「なぜだめなのか?」の学級の意見に向き合いました。
Q2.「だめな理由にはどんな理由があったかわかりますか。」
反対理由)学校は勉強、部活動に専念することころだから、
長髪はセットとか時間の無駄である。
髪型に時間をかけるのは学生の本分にふさわしくない。
学校の風紀が乱れる。との意見が多かったです。 生徒の意見です。
Q3.生徒会はその後どうしたとおもいますか?
君たちが生徒会ならどうしますか?
「丸刈りにすることで、学習環境が本当に落ち着かなくなるのか?」
「松岡中学校を大切にする気持ちがあれば、大丈夫なのではないか。」
→守れない人が出たらどうするのか。(反対派)
一人一人の松岡中学校を大切にする気持ちの方が大事なのではないか。
丸刈りを長髪にしたぐらいで、松岡中学校の落ち着いて学習に取り組む雰囲気は変わりません。
「信じてください。」という訴えに変わり、期間限定で許可され、今に至る。
生徒会が議論を繰り返してきていることで32年変わらずに、落ついた学びの環境がある。
と、感じています。
「松中ブランド」など形や内容は時代とともに変われど、松岡中学校を大切にする気持ちは
受け継がれていることが、生徒会の力です。
「自らの手で住みよい理想の環境をつくる。」精神をしっかり受け継いで、理想を求めてください。