”言葉”が人の生き方に大きく影響を与えます。
良い言葉を使える人になり、自分を成長させていきましょう。
松岡中学校生として2つの言葉は、是非自分の言葉で説明できるようにしていきましょう。
①校訓:自彊不息(じきょうやまず) ②「礼の心」(れいのこころ)
ウオーミングアップで3つのことをグループで意見交換してから話をしました。
A:「自彊不息」とは
B:「成長するのに必要だと思うもの」
C:「人と関わるとき大切にしていること」
①校訓:自彊不息(じきょうやまず)
「時間は止まることなく、絶えず進んでいる。
同じように、私たち自身も絶えず、努力を惜しまず、日々自分を鍛えていく」
「”振り返り”(自分見つめ)が出たグループはありますか?」
★松岡中学校には、”黙想”の時間があります。
本当に贅沢な時間です。
297名が一瞬誰もいなくなるような心を一つにできる時間です。
「みなさんにとって黙想はどんな時間でしたか?」
黙想について、先輩方に卒業までインタビューしたことがあります。
・外の音が聞ける ・心が落ち着く ・呼吸を整える
・今日のできなかったことを振り返る ・次にすることを探す などなど 様々でした。
入試の時など、緊張する場面でも黙想すると、落ち着いたという先輩もいました。
すごいですよね。自分の言葉にして、そういう時間にしているところが素敵です。
②「礼の心」(れいのこころ)について考えてみましょう。
B:「成長するのに必要だと思うもの」
体に関すること ・食べ物、飲み物 ・生活リズム
心に関すること ・やる気 ・夢や希望 ・理想
・自分見つめ ・具体的目標 など様々なあると思いますが、
「自分以外の人が、出てきた人はいますか?」
・相談できる人。自分の話を聞いてくれる人。
・一緒に頑張る仲間。 (友達)
・自分の改善点に気づかせてくれる人。(先生)
★「一人で頑張れるのが理想ですが、家でも一人で頑張り続けられるか?」
・自分に対しては厳しすぎたり、甘やかしすぎたり
・自分で自分を見つめることは難しい。(友達や先生は自分を映し出す鏡です。)
プロ選手でも、トレーナー。コーチがそばにいて。
その「自分を支えてくれる人との関わり方」が「礼の心」
と考えるとわかりやすいと思います。
「礼の心」をそのまま表現して活躍している人が「大谷翔平選手」だと思います。
「アメリカ中でも大人気。私も大好きで尊敬しています。」
★「何が違うのか?」
成績がいいからだけだと、成績が悪くなったら誰もそばからいなくなりますね。
多分、結果が悪くても大谷選手はみんなから応援されるような気がします。
(ポイント) 「礼の心」の基本は、「人に不快感を与えないこと」
結果として → 「一緒にいて、居心地がよい。気持ちがいい。」
・松岡中学校の生徒も、礼の心がしっかり身についている人、特に3年生に多いです。
・「松岡中学校の生徒はいいですね。」と、高校でも先生方からお褒めの言葉いただいたこともありました。
大谷選手に負けてない生徒もいますよ。
「礼の心」を考えるきっかけとして、黙想、無言清掃、校門での礼などの時間を利用するといいと思います。
卒業式までには、「礼の心」って何を語れるようにしていきましょう。
これが、松岡中学校の校訓であり、土台です。 (終)