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0526 全校集会

 Q1.「あなたが社長だったとしたなら、どんな社員を採用したいですか?」
 

  日本の200社の社長の選ぶ項目はたくさんありましたが、なんだと思いますか。

  これは、是非、学級でトリオで自由に話し合って欲しい内容です。

  たくさんの視点が出てきて面白いと思います。

  その中でも、ダントツの1位が、「主体性」でした。

 

  「主体性とは?」 定義:自分の意志・判断で行動しようとする態度

 

 Q2.「主体的を身に着けるために、どんな努力をしないといけないの?」

   これについても、各学級でトリオで情報交換して、自分なりの答えをつくってほしいです。

 

 松岡中学校も、

   「受け身」から「主体性」を育てる学校にしようと、様々な取り組みを初めています。

    先生方も、「主体性を育てるために今、何がしてあげられるのか」を問い続けていますし、
  問い続けてきました。

 

 Q3. 「どんな取り組みが変わったかわかりますか?」

   松中タイム。マイノート。予習・復習、トリオなど。GIGAのタブレット持ち帰り。
 

   主体的に生きる=自分磨き の気づきのきっかけの時間は設けています。

   しかし、先生方も、過去と相手は変えられません。

   ”気づく”きっかけと、”寄り添う”ことはできます。どんどん相談しに行ってください。

   そして、確実に1歩1歩、理想の自分探しを始めてください。

 

 (主体的な挨拶を目指した取り組みについて)

    5月に入って、ある試みをしていました。気づきましたか?

    「先に挨拶をしない。」

  

   主体的な挨拶を、先に判断してするなら、受け身の挨拶は、挨拶されてから反応して挨拶する。
   だと仮定すると、私が受け身の挨拶をすれば、生徒は主体的な挨拶を引き出せるのではないかとの、

   こじつけた考えのもとチャレンジしてみました。

   

 すると、主体的な挨拶のできる生徒が多かったことに気づけました。 

   遠くからでも先に挨拶してくれた人。

    大きな声で元気をくれた人。

    目を見て挨拶してくれる人。

    笑顔をつくり挨拶する人。

    丁寧に言葉を伝える人。

    会釈を入れる人。

    相手を大事にしていることが伝わる挨拶ができている人も多いです。

    私から戻て来た挨拶が気持ちよかった人は、あなたの心が素敵だからです。

 

    しかし、挨拶しないでスルーする生徒もいました。非常に気まずかったです。
    挨拶を我慢するのは、健康上よくないと思いますので、これでこの取り組みは終わりとします。

    

    あくまでも、私の仮説による試みですので、間違っていると感じた時は教えてください。

    ”気づく”きっかけになって、自分の挨拶を見直すきっかけなならばよかったのですが。

 

    「たかが挨拶。されど、挨拶」

      挨拶はその人の人柄を伝えていることを忘れないでください。

      人間関係をつくる土台となる一番大事な習慣です。

 

      挨拶一つで、集団の雰囲気は変わると思います。一人一人がつくっているので。

      挨拶が、君たちを守ってくれる。運命を変えるといっても言い過ぎではありません。

 

 

     今日は、”主体性”について、話をさせてもらいました。問い続けてください。

(生徒の感想をひとつ紹介します。)

 私が社長なら、「目がキラキラしている人」は即決で採用します。なぜなら、「一緒に仕事をしてみたい」と思える人かどうかが大事だと思うからです。難しい。一癖ある人ばかりの会社は絶対面白いけれど、絶対面倒くさい。会社として成り立つためには、「やわらかい人」が重宝されるかな。一癖ある人たちは、うまくいけば恐ろしい推進力で成長するだろうし、うまくいかなければとても強い反発を生みそうだし。そこで、やわらかい人の柔軟性、包容力を活かす。やわらかい人のイメージは、〇〇さん。物腰が柔らかなのに、しっかり芯が通ってる人っていいですよね。だから、「目がキラキラしてる人」「一癖ある人」「やわらかい人」かな。